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東信州DX人材育成事業スタート!!
2022.08.29 掲載東信州次世代産業振興協議会ではDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に有用な人材育成研修をKDDI㈱様と共同で今年度から初めて実施いたします。この研修では「eラーニング」を利用して、DXの基本理念やDX企画・提案、ビジネスにおけるデータ利活用の基礎などを学習していきます。
目標
組織ネットワークやノウハウをフル活用し、デジタル技術の活用による「地域企業の高付加価値化」、「地域企業の生産性、効率化の向上」など、当地域の中小企業のDXを推進するためのDX人材を育成することを目標としています。
背景
クラウドの進展により、デジタルサービスは飛躍的に増加しています。また、ポストコロナ・アフターコロナにおける環境変化により接触回避のトレンドを踏まえた新ビジネス展開も期待されます。デジタル化や自動化の需要が大きなビジネスチャンスに繋がる中、企業も柔軟に対応していくことが必要不可欠となっています。
また、企業にとって業務継続、リスク分散等の観点からもデジタル化は必須であり、DXを推進することで生産性の向上、働き方改革につながる事業変革の重要な取組となっています。
地域企業のニーズ
・DXを推進したい企業は多数。一方で何から手をつけていけば良いのか戸惑う企業が多い。
・DXを推進する上で「人材」が最たる課題。
・今後のビジネスの先行きに特に「人材面」を懸念している企業が多い。
・「必要なデジタル人材の育成・確保ができていない」ことが地域企業の課題。
↓
DX の推進に向けては人材育成が重要であり、また、DXの取組の方向性の提示(例示)も必要。
研修プログラム
①「DXの基礎」
概要:DXの本質を理解。DXが引き起こす社会へのインパクトの大きさとその概要について学習
特徴:DXの考え方とその必要性を解説し、具体的な事例を紹介。DXに向けたアイデア出しやDXを進める上でのポイントも解説
②「DXの企画提案」
概要:顧客のDXを進めるための企画のポイントや、提案時の注意点、DXプロジェクトの進め方と阻害要因について学習
特徴:これまでの常識が通用しないことを理解し、(1)アイデア創出・企画立案の考え方やスタンス、(2)プロジェクトの進め方、
(3)企画提案 について具体的に解説
③「ビジネスにおけるデータ利活用の基礎」
概要:ビジネス視点でデータ分析のポイントを習得。多くの事例を交えながら解説し、データサイエンティストに求められるスキルや、
リアルなトレンドの理解を深める。
特徴:データ分析を、目的や効果の観点から解説。統計や微分・積分などの数学的知識がなくてもわかる、市民データサイエンティスト
(企業内担当者)向けのコンテンツ。
④「能力(スキル)・適性の評価・分析」
概要:DXマインド、DXリテラシー、DXスキルなどの適性を評価。
特徴:オンラインアンケート形式(PC/スマートフォンから回答可能)。コンピテンシーおよびリテラシーから適性を評価し、レポーティング
【研修プログラム提供企業】:KDDI㈱及び㈱ディジタルグロースアカデミア https://www.dga.co.jp/
■期 間 令和4年9月~令和5年2月まで
■実施方法 eラーニング方式。10分程度のショートコンテンツを複数視聴し学習するスタイル。
■対象者 東信州エリアの企業、大学、団体、個人事業主等
■参加者 15名 ※1社3名様まで。
■参加費 お一人様5,000円(AREC・Fiiプラザ会員)/10,000円(AREC・Fiiプラザ非会員)
■主 催 東信州次世代産業振興協議会(事務局:上田市商工課)
■推進体制
・金融機関(上田信用金庫):DX推進に向けた機運醸成。意識啓発や情報提供。資金面を含めたアドバイス・サポート。
・行政(東信州次世代産業振興協議会):DX推進の支援施策の展開。支援情報・補助金情報の集約及び提供。
・支援機関(AREC):企業・ITベンダーの橋渡し。異業種連携セミナーの開催。中小企業のDX推進への相談対応。
■参考関連事業
・ARECビジネス交流会 http://arecplaza.jp/_1634.html
・第246回リレー講演会(IT・AI・DX) http://arecplaza.jp/item_1660.html
・第237回リレー講演会(IoT、AI、DX) http://arecplaza.jp/item_1523.html
・東信州次世代産業振興協議会 国・県支援施策説明&DXによる地方創生セミナー http://arecplaza.jp/item_1608.html
・東信州次世代産業振興協議会 DX人材育成研修 https://higashishinshu-ngic.com/event/3959/