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10/9|技術分野別講演会【経営・マネジメント】のご案内
2025.08.04 掲載「私たちのキャリアと健康経営 ~多様な女性が輝く職場とは~」
経済産業省の推計によれば、女性特有の健康課題(月経・PMS、更年期、不妊治療等)によって生じる社会的経済損失は、年間約3.4兆円に上るとされています(2024年発表)。これらの課題に企業が積極的に対応することで得られる経済的メリットは年間最大約1.1兆円にのぼるとの試算もあり、女性の健康課題への対応は、企業の人的資本戦略の柱として注目されています。また、経済産業省が2025年に示した「第2回健康経営推進検討会」(2025年3月)では、女性の健康支援を明文化している企業は、そうでない企業と比べて従業員満足度や離職率に有意な差があることが報告されています。とりわけ、更年期症状への社内理解や支援制度の有無が、女性リーダー層の定着・登用に影響するケースも多く、ライフステージに即した職場環境整備が企業成長の鍵を握っていると示されています。
■日 時 2025年(令和7年)10月9日(木) 13:30~17:30
■会 場 上田東急REIホテル 3階 信濃 (上田市天神4―24―1)
■対 象 企業にお勤めの社員、管理職、経営者等 ※性別を問わず女性活躍・健康経営に興味のある方は是非ご参加ください。
■定 員 50名
■主 催 東信州次世代産業振興協議会・一般財団法人浅間リサーチエクステンションセンター
■後 援 八十二銀行・上田信用金庫・商工中金長野支店・長野県信用組合・長野銀行 (連携協定金融機関5行)
■目 的
本講演会は、政府の最新施策と政策効果を踏まえながら、健康経営の観点から女性の多様な働き方・キャリア形成について深く学びます。多様なライフステージにある女性たちのリアルな声を通じて、参加者が自身のロールモデルに出会い、自らのキャリア・働き方を考えるきっかけとすることを目指しています。
■イベントの特徴
– 多様な経験を持つ女性登壇者による実体験の共有
– 健康経営と女性活躍の両面から学べる内容
– ロールモデル発見と他社とのネットワーク構築の機会
■期待される効果
- 社内外のつながりづくり、ネットワーク形成のきっかけに
– 参加者が自身の働き方を再考し、意欲を高める
– 企業における健康経営と女性活躍推進の理解が深まる
■プログラム
13:30~13:35 開会・趣旨説明
13:35~14:05 基調講演 「健康経営を女性活躍から読み解く」
経済産業省 関東経済産業局 地域経済部 産業技術革新課 経済社会政策室長 小杉 恵美子 氏
14:05~15:25 登壇者によるミニプレゼンテーション(6名×10分)
1. 株式会社エースマシナリ 代表取締役 栗林 美和子 氏 【健康経営と働き方】
2. 株式会社地元カンパニー 取締役 渡邉 真貴 氏 【個人の悩みを組織の力に。】
3. 東京精電株式会社 品質保証部長 戸谷 由佳 氏 【私を輝かせてくれた職場】
4. 株式会社バリューブックス 執行役員 水野 恵魅 氏 【健康で働くとは】
5. 有限会社宮城商店 専務取締役 宮城 恵美子 氏 【生きてるだけで素晴らしい】
6. 株式会社宮下組 総務部長 石塚 夕起 氏 【不妊治療と仕事の両立について】
15:25~15:35 休憩
15:35~16:20 パネルディスカッション
テーマ「これからの女性の働き方と企業の役割」
16:20~16:30 閉会・アンケート
16:30~17:30 コーヒー交流会
■申 込 申込フォームよりお申込みください。
またはAREC・Fiiプラザ事務局宛 電話 0268-21-4377
メール mousikomi@arecplaza.jp またはファックス 0268-21-4382でお申込みください。
上田市若者・移住者・学卒者の就職支援事業/学卒者支援部分
講演者
基調講演 「健康経営を女性活躍から読み解く」
経済産業省 関東経済産業局 地域経済部 産業技術革新課 経済社会政策室長 小杉 恵美子 氏
1993年入省。特許庁出向などを経験後、エネルギー行政、消費者行政など幅広い行政分野を担当。2024年4月より現職。ヘルスケア産業室長と経済社会政策室長を兼務。共創型官民連携を通じた地域課題の解決とヘルスケア産業の振興、社会課題解決ビジネスの創出・成長支援、女性起業家の支援体制構築などを担当。
登壇者
1. 株式会社エースマシナリ 代表取締役 栗林 美和子 氏(金属加工機械卸売業)
1984年3月 上田東高等学校卒業
1984年4月~1988年3月 東京電子専門学校 臨床検査学科
1988年5月~1994年3月 結婚により主婦業(1983年4月 主人が他界)
1994年4月~2001年9月 株式会社シャトーCP勤務(建築設計に従事)(2級建築士取得)
2001年10月~2003年3月 株式会社マルバン(太陽光発電システム販売)
2003年3月~ 株式会社エースマシナリ(一般事務、営業事務、営業、経理、財務を経験)
2017年1月 株式会社エースマシナリ 代表取締役就任
2. 株式会社地元カンパニー 取締役 渡邉 真貴 氏 (情報処理・提供サービス業)
長野県長野市出身、市立高崎経済大学経済学部経営学科卒業。地元金融機関に新卒入社、法人・個人における融資業務を担当する。外資系金融機関で経験を積み、前職では融資審査・契約業務、新規店舗開拓業務に従事。その後、地域統括マネージャーを経て取締役を経験。2021年株式会社地元カンパニーに入社。営業部および管理部、業務部の部長を務める。2024年取締役に就任。
3. 東京精電株式会社 品質保証部長 戸谷 由佳 氏(電気機器製造販売業)
2013年3月にパートタイマー社員として入社し、電子装置製造課に配属され基板実装と装置製品の組立・配線業務に従事。2019年4月電子装置製造課係長(同時に正社員登用)に就任。今までの業務に加え、電子装置製造課の工程管理など新たなチャレンジの機会が提供された。2021年2月電子装置製造課課長に就任(女性初の課長)。2022年12月品質保証課課長も兼務。2023年9月ISO9000管理責任者就任。2023年12月品質保証部部長に就任。同時に装置製造課長から変成器製造課長に異動兼務。現在に至ります。
4. 株式会社バリューブックス 執行役員 水野 恵魅 氏(古本の買取・販売事業)
2015年にバリューブックスへ入社。倉庫現場でのパート勤務を経て、倉庫統括として運営全般を担う。2024年より執行役員に就任。現場経験を活かし、社内のコミュニケーションやキャリアアップを見据えた制度設計、働きやすい環境づくりを推進している。採用やチーム運営、社会連携プロジェクトなど幅広く担当し、多様な人材が活躍できる組織を目指している。
5. 有限会社宮城商店 専務取締役 宮城 恵美子 氏(漬物・山菜佃煮の製造販売)
千曲市に生まれる(1960年)。屋代高校卒業後、1983年東京理科大学応用生物科学科を卒業。キッコーマン株式会社に入社、開発部勤務を経て、1988年千曲市に戻って、有限会社宮城商店に就職。木の花屋ブランドマネージャーとして 長野県産野菜中心の漬物などを開発。信州の食を後世に残すべく奮闘中。
6. 株式会社宮下組 総務部長 石塚 夕起 氏 (土木・建築・住宅事業)
1988年生まれ。株式会社宮下組 総務部部長。長野県上田市出身。松商学園高等学校卒業。城西大学卒業。東京の広告代理店入社(平成22年~25年)メディア広告、企業広報誌作成、スポーツイベントの企画・運営。株式会社サンビーム入社(上田市)(平成26年~28年)長野県内を中心とした住宅雑誌の営業。株式会社宮下組 入社(平成29年~)総務部に配属後、現場経験を積みたいと考え、3年間土木現場に従事。人事・労務・経理をメインとし、社内の労働環境の整備に取り組んでいる。
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