東信州次世代イノベーションセンター

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東信州採用関係事業  キャラバン隊 丸子修学館高校 編 

2023.03.20 掲載

■日 時 2023年(令和5年)2月27日(月)14:00~16:00頃まで

■会 場 丸子修学館高校311学習室

■参 加 企業14社14名 / 学校側出席者11名

 

 


 

 

地域企業様の人材不足は顕著になっており、大卒採用だけでなく高卒採用も難しくなっている現状があります。昨年7月より開催しております『東信州採用関係事業~ キャラバン隊・情報交換会 ~』では多くの大学を訪問させていただきました。

今回は大学から高校へと場所を移し、14名の企業のみなさまと訪問いたしました。

訪問先は【丸子修学館高校】です。

 

情報交換会は次のような流れで進められました。

14:00~15:00 名刺交換、学校紹介、就職の状況等の説明

15:00~16:00 意見交換&情報交換

 

 

 

学校側からは進路指導の先生のほかインターン担当や学級担任など11名の先生にご参加いただきました。

ご説明いただきましたのは進路指導の遠藤先生、総合学科の中野先生です。先生からは学校の紹介、就職の状況について等ご説明いただきました。

 

修学館の特徴

全国的にも大規模な総合学科高校ということが修学館高校の特徴のひとつとも言えます。

総合学科とは?

・目標や希望進路を実現するために、希望の学習内容を選択し自分の時間割りを作る。

・地域連携を通じ、他社とのかかわりにより将来について考えまた社会で必要な力を高める。

・課題設定をし問題解決能力をつける。成果発表の場では表現力をつける。

⇒自己と向き合い、多種多様な学習を行うことで、「社会の変化に自ら対応できる心豊かな人間の育成」を図るために作られたのが総合学科です。

 

学生生活の中で、『自分と向き合い、何を学びたいか考え、どう行動するか。』を身につけられるのは丸修生の強みと感じました。

 

就職の状況

令和4年度卒業の学生は約220名。その内、就職する学生は約70名。30%以上の学生が就職するとの事です。

過去3年の状況を比較しましても今年度の就職する割合は5%ほど多くなっています。コロナが落ち着き求人の状況も増えつつあるのでしょうか。

職種別で見ますと最も多いのが製造業。地域別では上田市の企業に就職する学生が多くみられます。

また、9月の時点で86%の内定率は3月には100%。全員の就職が決まりました。

この春から地元企業で働き始める学生のみなさんの活躍が期待されます。

 

 

 

後半の意見交換&情報交換では、進路指導の先生だけでなく担任の先生など多くの先生に直接意見を伺うことができ有意義な時間となりました。

話の中では、学生の動向や、就職にあたり求める条件等を知ることで、企業×学校×学生の考えの隙間は互いに協調するべきと感じる方もおられました。そのきっかけとして、学生に直接アピールできる場を求める意見も寄せられました。

また、意見交換では他社の考えを知ることで参考になる部分もあり、企業間の繋がり、更には大手企業の取り組みや交流を希望する声も聞かれました。

 

 

 

情報交換会終了後にお寄せいただいたご感想には、

・一校だけの懇談会としては初めての機会でしたが生徒たちの動向、就職にあたり何に目が行ってるか等大変貴重な情報が得られました。

・たくさんの先生方に参加して頂いて、 その中で話が出来たので非常に有意義だった。

・企業様のお話も伺う事ができ、同じ悩みやアピール方法など今後参考にさせていただきたいです。

などのお言葉をいただきました。

 

企業のみなさまにとって有益な会となっていれば幸いです。いただいた意見は今後の事業に活かせるよう努めてまいります。

この度は、ご協力いただきました丸子修学館高校様、ご参加いただきました企業のみなさま誠にありがとうございました。

 

 

 

 

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