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10/10|技術分野別講演会【農林水産】のご案内
2024.08.07 掲載■日 時 2024年(令和6年)10月10日(木) 13:30~17:15
■会 場 会場(信州大学繊維学部内AREC)及びオンライン(Zoom)のハイブリット開催
■主 催 東信州次世代産業振興協議会・一般財団法人浅間リサーチエクステンションセンター
■後 援 八十二銀行・上田信用金庫・商工中金長野支店・長野県信用組合・長野銀行 (連携協定金融機関5行)
■プログラム
○講演1 13:30~14:30
【演題】樹木の根っこ研究から考える生物多様性と森林の未来:みんな違ってみんないい
【講師】信州大学 理学部 理学科 物質循環学コース 准教授 牧田 直樹 氏
【概要】樹木の根は土壌中の養分や水分を吸収して樹木の成長を支えています。また、地中に張り巡らされた根は巨大な樹木を安定して支える役割も担っています。しかし、樹木の根は葉や幹などの地上部と違って地面の下に隠れているため、その姿形や成長の様子、また実際の役割については、あまりよく分かっていません。すべての樹木の根は、まったく同じ姿や形をしており、同じ機能を果たしているのでしょうか? 残念ながらインターネット上の検索エンジンで検索しても確かな答えはでてこないかもしれません。本講演では、「大事そう」という認識はあるものの、なかなか脚光を浴びない「樹木の根っこ」に着目し、いろいろな樹種の特徴を探りながら、森林の現在の課題と将来の展望をお話しできたらと思います。
○講演2 14:30~15:30
【演題】アグリ畜産・アクア水産事業に向けた新しい飼料のご紹介 ~アグリ畜産分野『カシュ-ナッツ殻液飼料』~
【講師】マルイ産業株式会社 アグリ事業部 取締役部長 松川 滋 氏
マルイ産業株式会社 アクア事業部 取締役部長 下崎 眞澄 氏
株式会社エス・ディ-・エスバイオテック
アニマルニュ-トリション部 国内事業グループ長 杉本 康明 氏
【概要】初めに動物飼料の製造販売を行っている当社紹介に続き、『カシュ-ナッツ殻液飼料』のメ-カ-から、2020年10月に日本政府が2050年までのカ-ボンニュ-トラルを宣言して以来、温室効果ガス削減が新たなビジネスとして市場創出を始めました。日本の牛が排出するメタンはCO2換算で750万トンと試算され、その削減は新ビジネスとなりつつあり、独自技術で牛メタン削減飼料を開発しました。その飼料は農水省が効能を認める『飼料添加物』に指定される見込みです。今回、牛メタン削減飼料の開発経緯、今後のビジネス展望、について講演します。最後に、当社からプエラリア含有飼料によるチョウザメの全雌化および有胞子性乳酸菌の役割について紹介します。
<休憩10分>
○講演3 15:40~16:40
【演題】多様な内部環境が実現可能な高断熱ハウス ~植物工場から魚の養殖まで~
【講師】ジャパンドームハウス株式会社 専務取締役 篠﨑 学 氏
【概要】特殊発泡ポリスチレン製ドームハウスは国土交通省が定める厳しい基準をクリアした部材で構成しています。厚さ200mmが誇る高気密、高断熱の弊社ドームハウスは高い耐久性、耐候性等さまざまな付加価値を備えており、昨今頻発している高温異常、自然災害においても栽培に関したリスクを大きく軽減。断熱性の高さから内部環境が年間通じて安定し、生産能力を向上させることが可能。栽培に携わる方々の肉体的負担等、様々なリスクも大幅に軽減し、空調負荷が軽減することでランニングコストの削減にも貢献するといった弊社ドームハウスが持つ性能や付加的要素、活用事例についてご紹介します。
○名刺交換・交流会 16:45~17:15
■申 込 申込フォームよりお申込みください。
またはAREC・Fiiプラザ事務局宛 電話 0268-21-4377
メール mousikomi@arecplaza.jp またはファックス 0268-21-4382でお申込みください。
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