東信州次世代イノベーションセンター

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event イベント

5月20日開催「環境・エネルギー分野」講演会のご案内

2021.04.26 掲載

Zoomを使ったオンライン講演会となります。

お申込みいただいた方に当日の招待URLをお送りします。

 

■日時:2021年(令和3年) 5月20日(木) 14:00~17:10

■会場:Zoomによるオンライン開催

■主 催:東信州次世代産業振興協議会・一般財団法人浅間リサーチエクステンションセンター

■後 援:八十二銀行、上田信用金庫、商工中金長野支店、長野県信用組合、長野銀行(連携協定金融機関5行)

 

 

 

 

■プログラム

○講演1 14:00~15:00  

【演題】「カーボンニュートラルに向けた産総研福島再生可能エネルギー研究所の取り組み」  

【講師】国立研究開発法人産業技術総合研究所福島再生可能エネルギー研究所 再生可能エネルギー研究センター長 古谷博秀氏

【概要】日本は2050年にカーボンニュートラルを目指すことが昨年10月に表明された。これを受け、日本国内でいかに脱炭素を実現するかという多くの挑戦が進められている。この講演では、パリ協定後の国内外でのカーボンニュートラルへの動きと、再エネや水素への期待、これにつながる産総研福島再生可能エネルギー研究所(FREA)での研究開発について紹介する。特に、急激に注目を集めつつある水素やアンモニアについて、水素については、清水建設との共同研究で実施してきた水素を使ったエネルギーマネージメント技術について、アンモニアについては、内閣府のSIPプロジェクトで実施してきたアンモニアの製法と利用技術について、FREAでの取り組みを紹介する。

 

○講演2 15:00~16:00

【演題】「信州ウッドパワープロジェクトの紹介(森を活かし木を使う 地域からのSDGs)」 

【講師】信州ウッドパワー株式会社 代表取締役 隂山恭男氏(清水建設株式会社LCV事業本部)

【概要】私ども、信州ウッドパワー㈱ 信州ウッドチップ㈱は 地球温暖化防止 森林林業への貢献 地域ぐるみの地方創生という3つの理念をもとに、東御市羽毛山の地で事業を行っております。時代も価値の変革に大きく動いており、金銭価値に環境価値が付加される必要が求められております。森林と木材の価値の再考察、ネイチャーポジティブを具現化できる一つの方法が林業をコアにした、私どもの事業だと考えております。その一端を短い時間ですがご紹介をさせていただきたいと思います。私どもにとって発電は目的でなく手段です。よろしくお願いいたします。

 

 

休憩10分

 

 

○講演3 16:10~17:10       

【演題】「炭素繊維のリサイクルと、それに続く3D CFRP部品製造へのアップサイクリング研究開発 (日独研究開発協力事業CORNET)」

【講師】信州大学繊維学部Fii、ARECコーディネータ 梶原 莞爾氏

【概要】炭素繊維強化樹脂(CFRP)がアルミ合金に代わって大量に構造材として使用された航空機の製造が2007年より始まり、B787やA350では機体全重量の約50%をCFRPが占めるようになった。従ってB787やA350の廃棄は現段階では大量の粗大ごみとして埋め立て以外に処理をする有効な手段がない。本プロジェクトは日独研究開発協力事業CORNETの支援の下に、繊維長5cm以上の炭素繊維を回収(日本側担当)、それを紡績して糸(ヤーン)にすることにより、連続糸(フィラメント)と同様のプロセスで3D織編を経て3D成型を可能にする(ドイツ側担当)。紡績時に熱可塑性繊維を混繊することにより、最終製品の部品形状に即した3D成型が熱プレスにより簡単に出来るプロセスを開発する。炭素繊維リサイクル工程で生じる繊維長5cm以下の炭素繊維は別途シート、テープに加工し、特に中小企業においてそれぞれの用途に応じた更なる加工を容易にする(日本側担当)。

 

 

 

 

■申 込:下記申込フォームよりお願いいたします↓↓↓

ttps://forms.gle/rFcqdZ3n6xagiHJ39

 

 

またはAREC・Fiiプラザ事務局宛  電話 0268-21-4377

メール mousikomi@arecplaza.jp またはファックス 0268-21-4382でお申込みください。

 

 

詳細はこちらをご覧ください↓

210520_第233回リレー講演会(環境・エネルギー)案内

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