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公立諏訪東京理科大学と地元企業との情報交換会を開催しました! 7/27開催
2023.08.22 掲載■日 時 2023年(令和5年)7月27日(木) 13:30~15:30
■会 場 公立諏訪東京理科大学6号館1階会議室
■内 容 ・名刺交換、学校紹介、就職の状況等のご説明
・参加企業の自社の紹介(3分×6社)
・各社から大学への質問及び意見交換
当地域の企業様と自治体で県内の大学様を訪問し、大学の就職支援やインターンシップの状況等を意見交換します。また当地域の企業PRを大学側にさせていただく事業を開催!
第4回の訪問先の学校は【公立諏訪東京理科大学】です。
地元企業6社9名のみなさまと訪問させていただきました。
学校紹介・説明
大学からは就職担当職員様のほか、学長の濱田先生、就職観事業の星野教授にもご参加いただきました。
1学年約300人からなるこちらの学校は、県内の学生が約3割。東信地区の学生は少ないそうです。
卒業生のうち約85%が就職、約15%が進学の道に進みますが、年々進学の割合が増えている状況とのこと。
就職する学生のうち約25%が県内企業へ就職し、なかでも諏訪地域への就職が最も多く、次いで北信、中信、東信地域となります。
学校に寄せられる求人はなんと1万件!!
企業の方より「大学生の獲得が難しい!」というご意見を伺いますが、そのことが本当によく分かる件数です。
情報交換・意見交換
意見交換の場では、大学側からは企業に対し次のような質問がありました。
「技術者不足という声を聞くが本当にそうなのか?」
企業からの回答。
・会社としてやりたいことに対し人が足りていない。
・工作機械等もソフトウェアのほうが重要になってきている。
・溶接・板金という分野でも自動化が進んでいる。 など。
自動化が進むことで、ソフトウェアの設計や開発を担う技術者が不足していると言え、理工系の学生が求められています。
今回の情報交換会を終えて企業の方からは次のような感想をいただきました。
・このような長い時間の中でお話が伺えると、より会社を認知していただけると感じております。
・中小企業への新卒者の獲得はお給料・福利厚生などを考えると難しいのかなと感じました。
・最後に学長様のお話の中で、途中で退職し再就職を考えたときに学生の時に耳にした企業の名前を覚えている!とお話を聞いた時に、新卒者の獲得ももちろんそうですが学生達に、どうすれば印象に残る会社をアピールできるのかを考えていきたいと思いました。
新卒獲得が難しいリアルなご意見が寄せられましたが、『どうすれば印象に残る会社をアピールできるのか』という違う角度からのアプローチの気づきもありました。
この度はご協力いただきました公立諏訪東京理科大学様、企業のみなさま、ご参加いただき誠にありがとうございました!!
次回は2023年8月3日(木)13:30~15:30 信州大学工学部に訪問いたします☆