東信州次世代イノベーションセンター

東信州次世代イノベーションセンター

CENTER FIRM 中核企業紹介「株式会社綿谷製作所」

当エリアの強みに関して

上田市丸子エリアは紡績の町として戦後から発展してまいりました。その後、農業用機械、一般機械等、中小企業が多く設立されました。
当エリアは若手経営者への事業承継が進んでおり、横のつながりも強く、連携体制は整ってきていると実感しております。
様々なものづくり技術を生かせる産業集積・近隣9市町村との広域連携による次世代産業創出を目指す東信州次世代イノベーションセンター・信州大学や長野大学等、地元大学の研究機関・産学金官連携による支援の充実が大きなメリットになっております。

 

貴社の事業内容での強みに関して

当社は射出成型機、工作機械、専用機の加工、組立、運転調整を軸に事業を展開してまいりました。
加工部門においては様々な材質を加工しておりますが、その中でも鋳物加工を得意としております。
高精度、高品質を安定して供給できるように日々改善活動に努めております。
組立部門は下組、電気配線、デバック作業、一次検査まで一貫して作業できる体制を整えております。
また㈱ツガミ様よりロールダイスの製造委託を行っております。
ロールダイスは材料を削ることなく転造によってネジを生成するので、切削によって生成されたネジよりもはるかに強度の高いネジを生成できます。
それから長年培ってきた技術を生かして、異業種連携による新しい製造業を目指しております。
農業ビジネスに参入することで野菜栽培方法等の確立やそれに伴う農機具、環境機器の開発を行い、製造業と農業をつなげる新たなビジネスモデルの構築を目指しております。

 

貴社を取り巻く環境(雇用・賃金)に関して

当社の人員構成といたしましては不足気味ではありますが現状の人員で賄っております。
しかし今後を見据えるうえで業務承継を行っていかなければなりません。ベテラン社員が多く若手が不足しておりますので若手を確保して平均年齢の若年化に向けていきたいです。
女性活躍社会の足掛かりとしましては女性管理職の登用も行っております。
売上高は増加して利益率が下がってきているので、より一層コストダウン、経費削減に取り組んでいかなければなりません。

 

地域未来牽引企業の選出における抱負に関して

地域未来牽引企業に選定いただきましたが、今現在、未来に向けての取り組みは足踏みをしている最中です。
当社が産学官民連携を取り地方創生に向けた橋渡しをしながら、地域活性化へと歩んでいきます。
そして製造業と農業の異業種連携により雇用の確保、付加価値の創出、地域への貢献を我々が主体として取り組んでいきます。

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