企画背景

今回主催となるアジア女性社会起業家ネットワーク（Asian Women Social Entrepreneurs Network：AWSEN）は、2014年に設立し、これまで約130人の女性社会起業家をバンコクに招聘し、ネットワーキングや能力開発ワークショップなどを行ってきました。
また、日本ではこれまでに国際協力機構（JICA）と連携し、アジアだけでなく、アフリカ・南米の女性起業家も招聘し、渋谷ヒカリエの他日本の地方地域（宮城、長野、京都、沖縄）などでもイベントを実施してきました。

企画目的

2014年に発足した女性社会起業家ネットワーク（Asian Women Social Entrepreneurs Network：AWSEN）は、アジア女性社会起業家たちの事業拡大、そして女性のリーダーシップ・イノベーターシップの育成を目的として、Global Women Impactorsを立ち上げることにしました。
Global Women Impactorsの発足イベントとして、3月23日（木）に東京、3月25日（土）には長野と大阪でのイベントを開催予定です。ASEANの女性起業家と日本をつなぎ、持続的な社会の創造や新しい働き方や生き方を共に考えるネットワークとして、共に考える機会としていければと考えています。

イベント開催概要

開催日程： 2017年3月25日（土）14:00～16:30（予定）
開催場所： 上田市産学官連携支援施設４階ミーティングルーム（信州大学繊維学部構内）
テーマ： 「Global Women Impactors～持続的な生き方・働き方と起業～」（仮）
使用言語： 日本語、起業家によるプレゼンは英語（逐次通訳あり）
参加者： 30～50名程度
参加費： 無料

内容

１．アジア女性社会起業家ネットワークからのご挨拶
２．ECHOstore President Pacitaさん講演
３．パネルディスカッション（Pacitaさん×鳥居さん×大室先生）

開催

主催：アジア女性社会起業家ネットワーク（日本財団助成事業）
共催：上田市創業支援プラットフォーム ((一財)浅間リサーチエクステンションセンター(AREC)・上田市・上田商工会議所・(一社)ループサンパチ)
後援：長野県、上田市、東信州次世代産業振興協議会 (上田市、小諸市、佐久市、千曲市、東御市、御代田町、立科町、長和町、青木村、坂城町)
助成：日本財団、国際交流基金アジアセンター

申込

(一財)浅間リサーチエクステンションセンター(AREC)　尾島彩
メール：sogyo@arecplaza.jp
FAX：0268-21-4382

［お名前・電話番号・メールアドレス］をご記載の上、上記まで連絡下さい。

パネルディスカッション登壇者ご紹介

Pacita Juanさん　EchoStore, President(フィリピン)

持続的なライフスタイルをテーマに、フィリピンのコミュニティ発の商品販売を行う。現在では、小売店の他ブランド構築や、カフェなどの運営も行い、小売に関しては、フィリピン国外でも展開する。また、フィリピンにてGreat Womenという女性起業家プラットフォームを官民連携にて構築し、テキスタイル等の女性起業家が女性や伝統工芸を支援するためのブランドとして、マーケットプレイスを生み出している。フィリピンの代表的な女性起業家。

鳥居 希さん　株式会社バリューブックス　取締役（長野県上田市）

上田市に本社・物流拠点を構える、古本のネット販売ビジネスを手掛ける会社の取締役。寄付された本の買取金額をNPOや大学などに届ける｢チャリボン｣プロジェクトなど、本を通じた社会貢献事業を率いる。世界の動向を探るため、海外での社会的投資のカンファレンスへの参加、社会課題解決に向けて動く組織とのネットワークを構築。本を通じて社会を良くするために活動中。

大室 悦賀さん　京都産業大学教授

社会的課題をビジネスの手法で解決するソーシャル・ビジネスをベースにNPOなどのサードセクター、企業セクター、行政セクターの3つのセクターを研究対象として、全国各地を飛び回り、アドバイスや講演を行っている。
著書：『ソーシャル・イノベーション』『ソーシャル・ビジネス：地域の課題をビジネスで解決する』『ケースに学ぶソーシャル・マネジメント』『ソーシャル・エンタープライズ』『NPOと事業』など。

Global Women Impactor Program

日本とアジアをつなぎ、女性起業家あるいは一歩踏み出そうとする女性を後押しする仕組みをオフ／オンラインで構築する。アジアの女性社会起業家支援として、今後成長フェーズに入ろうとしている中で日本への進出を目指す女性起業家を選定し、日本のビジネスの第一線で活躍する女性達をメンターとしてマッチング。一方、日本国内の女性たちが一歩を踏み出す機会としては、アジアで活躍する起業家と触れる機会を創出する。